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ドロップ・アンド・プルの道具③:ミツロウ

201604lemkotoolwaxiroiro.jpg


ドロップアンドプルの長い長い記事に
おつきあい下さいましてありがとうございます。

今回はロウについてです。

ドロップアンドプルは大きく分けると2種類あります。
表面が平でつるっとした仕上がりになるもの(写真左)と、
模様の部分が盛り上がっているものです(写真右)。

201604lemkocomparison.jpg

表面がつるっとしたタイプは、普通のピサンキと同じ
ロウケツ染めの技法で作られています。
描いて染めて描いて染めて・・・最後にミツロウを
取り除きます。
ウクライナのドロップアンドプルは
このタイプが多いです。


一方、写真の白とブルーの卵のように
描いたところが盛り上がっているものは、
エンボスのドロップアンドプルと呼ばれ、
ミツロウを乗せたままにしてあります。
チェコのドロップアンドプルはこのタイプが多いような。


ロウを乗せたままにする場合、ロウそのものに
色をつける必要があります。
写真の白い卵は、4種類のブルーのロウと白いロウで
描きました。


《 色付きロウの作り方 》
1. 無色のミツロウに手作りキャンドル用の顔料で着色する。
2. 無色のミツロウにミツロウクレヨンで着色する
3. ミツロウクレヨンをそのまま溶かして使う
4. ミツロウとパラフィンを混ぜ、着色する
5. 100均のクレヨンをそのまま溶かして使う



人によって、好みのロウは違うかも知れませんが、
私のイチオシは5番の100均のクレヨンです!


1~3番のミツロウは伸びが良く、描きやすいし、卵によくくっついて
はがれにくいのが長所ですが、
その反面、柔らかく変形しやすく、少しベトつきます。

一方パラフィンは堅く、さらっとしていますが
はがれやすく、せっかく描いた線がとれてしまうことが
しばしばです。

自分でこの二つを調合する場合は、その量の加減が
難しいのです。


着色に関しては、混色する際の加減が
これまた難しく、特に紫を作る時に
ものすごく苦労しました。


そんなときに救世主が・・!!
201604lemkotoolcrayon2.jpg

ダイソーのクレヨンです。
そのまま溶かすだけで使えます。
写真のようにアルミカップに入れてキャンドルで加熱します。

ぺんてるなどの描き味なめらかな高級クレヨンと違って、
ダイソークレヨンは油分が少ないところが
ドロップ&プルにはうってつけなんです。

色数も多いから自分で混色しなくていいし、
いい具合にパラフィンや樹脂も配合されていて、
仕上がりがベトつかず、堅くてまさに理想です。

コストパフォーマンス的にもとってもオススメです。



で、ここで注意点なんですが〜
100均のチープなクレヨンなら、別にダイソーでなくても
大丈夫だと思いますが、クーピーペンシルタイプは使えません。
必ず持ち手に紙が巻いてある普通のクレヨンにしてください。



と言うのも、私クーピーで試したのです。
クーピーならもっとサラサラな堅い線が描けると
期待して、溶かしてみたら・・・・・

溶けたモッツァレラチーズのようになりました。
柔らかいけど液体ではない、弾力のある感じ。
そしてピンにつけると、モッツァレラそっくりに糸を
引くんです!!
なので、ドロップ&プルの「ドロップ」が出来ません。

きっとクーピーは、樹脂がクレヨンより多いんでしょうね。
そしてロウが少なすぎたみたい。
100均のクーピーもどきでは試してはいませんが、
同じような事になる可能性が高いのではと推測します。





Youtubeでもクレヨンでやってる人がいました。
やけにカップの縁にクレヨンが飛び散っているのが
気になりますが・・・ワイルドですね。


でも、こんなに煙が出るのはNGですよ〜。温度が高すぎる証拠です。
ロウから煙が出たら、火加減を調節しましょう。
Crayolaクレヨン、綺麗な色が多くていいな〜。欲しいな〜。




以上、ドロップ&プルのロウのお話でした。
絵の具で卵に色を塗って、クレヨンを溶かして
ピンで模様をつければ・・・・すべて100均の材料で
ドロップ&プルの作品が出来ますよ〜!
大きなホットプレートを皆で囲んで作ったら楽しいと
思いませんか?


もっとイースターエッグ作りが日本で普及すると良いなあ・・・
と言う想いを込めてこの記事をアップしました。
イースターには間に合わなかったけど。
(でも今年の東方教会のイースターは5月1日なんですって。ウクライナも。)




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ドロップ・アンド・プルの道具②: ロウを溶かす装置

ドロップアンドプルでは、ミツロウを溶かし
液体の状態にして、そこに一筆ごとに
ピンをつけながら描きます。

で、ミツロウを何に入れて溶かすかと言うと、
最も一般的なのがスプーンを曲げて、
下からキャンドルであぶる方法です。こんな感じ ↓↓




こちらもスプーンですが、土台はジャガイモ!!


スプーンのデメリットは、使い終わった後の収納と、
スプーンに残ったミツロウの保存をどうするか、と言った点です。

あと、スプーンの裏がススで真っ黒になるので
うっかり触ってしまわないよう注意!です。

メリットは特別な道具を買わなくていいことと、
スプーンの形状が湾曲しているので少量のミツロウでも
足りる事です。



最近ポピュラーなのが、電熱調理器具を使う方法。
ホットプレートとか、キッチンの電気コンロとか。


この方法の最大のメリットは、温度の調節が出来ること。
高温になりすぎず、ミツロウをベストな温度で保つ事が出来ます。

また、色々な色のミツロウを同時に使いたい場合にも便利です。
ススの心配もありません。

デメリットは・・・ミツロウで本体がべとべとになることくらい?




私はこんなものを使っています。
ミニサイズのフォンデュ鍋。
201604lemkotoolfondue.jpg


ちょっと熱伝導が悪いので、お鍋を100均の
プリン型に代えて
201604lemkotoolpuddingcupsmall.jpg

ミツロウはティーライとキャンドルの
アルミカップに入れています
201604lemkotoolcandlecup.jpg

写真のようにキャンドルを外し、アルミカップ部分のみを使います。
ここにミツロウを入れて、先ほどのフォンデュ鍋にカップごと入れ、
加熱します。

カップに残ったミツロウは、さめると固まるので、
カップごと次に使う時まで保存します。


ドロップアンドプルのお話、もう少し続きます・・・



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ドロップ・アンド・プルの道具①:ピン

私がドロップアンドプルの技法で卵を作る際に
実際に使っている道具を紹介します。 


ストロークを描く時に使う、ピンのような道具。

これは、ダイソーの補助軸(短くなった鉛筆につけるアレ)の
消しゴムの部分にピンを刺しています。



ピンにも色々ありまして、これはダイソーの文房具売り場で
見つけたもの。
300本も入っています。
201604lemkotooldaisopin.jpg


こっちは手芸店で見つけた、シルクまち針。
樹脂の部分も耐熱性です。
玉の部分が大きいほどストロークも太くなります。
201604lemkotoolmachibari.jpg


細いシルクピンです。頭の部分が小さく、
非常に細かいストロークが描けます。
太さが0.5mmでシャープペンの芯と同じなので、
シャープペンの軸に入れて使えます。
201604lemkotoolpinsmall.jpg


100均のネイルアート用のドットペンと
鉄筆です。ビジュアル的にはとても可愛いのですが、
描きやすさは普通のまち針のほうが上かな・・・?
201604lemkotooldotpen.jpg



さらに電気キスカをお持ちの方に・・・裏技(?)
なんちゃって電気ドロップアンドプル。
201604lemkotoolelectrickistka.jpg

上で紹介したドットペンの先をペンチで引っこ抜いて、
ダイソーの目玉クリップで一緒にはさみます。
201604lemkotoolclip.jpg


100均、素晴らしい〜〜!
お世話になりっぱなしです。

次回は、蝋を溶かすツールについてご紹介します。



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